新着情報

『きこえについての学習会』を開催しました。

夏休み中の学校の様子 第3弾です。
8月18日(金)に、「きこえについての学習会」を実施しました。
幼稚園、保育園、小学校、中学校、療育施設等より、13名の方が
本校職員とともに研修を受けられました。

きこえの仕組みや難聴者のきこえ方にについての動画視聴や、
きこえにくさから起こること、難聴児への配慮等についての講義の他、
参加者全員で難聴疑似体験を行いました。


参加された方々からは、
「きこえにくさについての疑似体験をすることにより、きこえにくさはコミュニケーション能力や社会性等に影響することが理解できた」
「補聴器や人工内耳をつけていると、きこえているのではないかと感じてしまうことがあったが、改めて、口頭だけではなく視覚支援の必要性を実感した」などの
感想が寄せられました。

今年度は猛暑のため、大変暑い中での研修となりましたが、
きこえについてや難聴児への理解を深める研修会となりました。

 

  

「発音指導に関する研修会」を開催しました

夏休み中の学校の様子 第2弾です。
先生たちの夏休みは「研修」が多いものです。
前回の「手話研修会」に引き続き、7月31日(月)には
「発音指導に関する研修会」を実施しました。
昨年度までは、コロナ禍のため本校教職員のみで行っておりましたが、
今年度は校外にも案内をお送りしました。
幼稚園、保育園、小学校から20名の参加希望があり、本校教職員も合わせて
30名が研修を受けられました。
  
研修では、「聴覚障害児への発音指導」と題し、発声の仕組みや
発音指導の基本的な内容、そして、実際の指導については映像を
使って研修しました。
90分間の研修時間はあっという間で、「もっと映像が見たかった」
「具体的な指導についてもっと知りたい」「2学期からの指導の参考に
したい」などの感想をいただきました。

 

「おたんじょうびおめでとう!」

7月12日(水)、幼稚部で7月の誕生会がありました。
担任の先生から、7月生まれのお友達の紹介があった後、
プレゼントが渡されました。
 

みんなで「1ぽん、2ほん・・・」と数えながら、
大きなケーキにろうそくを立て、ハッピーバースディを歌った後に、
「ふぅ~~~!!!!」


最後はお家の人たちと一緒に会食をして、
お誕生日をお祝いしました☆

 

 

職員研修「手話研修会」

夏休みに入り、子どもたちの声が聞こえなくなった学校は、少しさびしいものです。
ところで、「夏休みの学校」ってどんなことをしているのか、気になりませんか?
そこで、今回は、24日(月)に実施された「手話研修会」の様子をご覧ください。
研修会では、弘前市聴覚障害者協会 会長 浅原武憲 氏を講師にお迎えし、相手に分かりやすい手話表現について学ぶことができました。

 

清掃奉仕活動を行いました!

7月19日(水)小中学部では、清掃奉仕活動を行いました。

小学部の児童は、大和沢小方面、千年駅方面、南中学校方面に分かれて、ごみ拾いをしました。普段きれいだと思っている道にも、よく見るとたばこの吸い殻やペットボトルなどが捨てられていて、児童はデレキを器用に使って、ごみを拾い集めていました。集めたごみは、計量・分別しました。

  中学部の生徒は、昨年に続き、千年駅の掃除をしました。千年駅は、生徒が通学や校外学習の際もお世話になっている場所です。暑い中駆けつけてくれたラッセルくんや弘南鉄道の方々と一緒に、蜘蛛の巣を払ったり、たばこの吸い殻を集めたりしたことは、生徒にとって心に残る体験となったようです。
     
  活動終了後に感想をたずねると、「千年駅がきれいになってさっぱりした。」「地域の皆さんにも喜んでもらえたらうれしい。」と話していました。

原ヶ平の皆様、いつもお世話になりありがとうございます!地域をきれいにすることを通して、少しでも感謝の気持ちをお伝えすることができればという思いで、これからも清掃活動をしていきます。今後ともよろしくお願いいたします。

   

 

青森聾学校中学部のみなさんと、オンライン交流をしました!

 7月12日(水)、中学部の生徒が、青森聾学校中学部の生徒とオンラインで交流しました。

それぞれの自己紹介の後、生徒たちは「小学部の宿泊学習で会ったことがあるよね!」「久しぶりだね!」と、数年ぶりの再会を喜び合っていました。

  この日は、お互いに音声と手話や文字を使ってやりとりをして、「分からない部分は分からないままにせず、質問したり、聞き返したりして伝え合おう」を目標に交流をしました。詳しく聞いたり、聞き返したりしたことで、分からないままにしないやりとりをすることができました。              

  生徒たちは、晴れやかな表情で、「今度また会いましょう!」と、再開を約束して交流を終えました。実際に会える日が楽しみです!

 青森聾学校中学部のみなさん、ありがとうございました!

図書を寄贈してくださいました!

7月11日(火)本校の学校運営協議委員で弘前市聴覚障害者協会の後藤真妙子さんが図書を寄贈してくださいました!
寄宿舎で後藤さんをお迎えした寄宿舎生は、たくさんの図書を目にして興味津々。
後藤さんに元気よくお礼の気持ちを伝えた後、自分が気になった本を手にして記念撮影をしました。
   
本は心の栄養です。たくさん読んで心を豊かに育てたいですね。
後藤さん、寄贈いただき、ありがとうございました。

 

 

寄宿舎生活の様子

今週も、舎泊の日に外出して買い物をしてきました。
 
おやつタイムにみんなで仲良く食べました。
 

社会見学に行ってきました。

7月7日、中学部は(株)弘前ドライクリーニングと弘前大学生活協同組合へと社会見学へ行ってきました。
(株)弘前ドライクリーニングさんでは、「ダストコントロール事業」「リネンサプライ事業」「ホームクリーニング事業」などを見学させていただきました。
リネンの集荷から、洗濯、乾燥、出荷までの流れを、丁寧に説明してくださいました。
大きな洗濯機に、自動でリネンを折りたたむ機械などを見て、大興奮しました!!       

担当してくださった方から、働くために身に付けなければいけない力は「諦めないで、最後までやり抜くこと」だと、教えていただきました。


午後は弘前大学生活協同組合及び文京食堂店へと見学に行きました。
実際に、今年から食堂で働いている方にインタビューをしてきました。
実習で感じたことや、今の仕事のやりがいをお話しいただき、「笑顔で仕事をすることの大切さ」「メモや確認することの大切さ」を学びました。
    

今回、社会見学で見て、聞いて、学んだことを、これからの生活にも活かしていきましょう!
お忙しい中、快く見学を引き受けてくださった(株)弘前ドライクリーニングと弘前大学生活協同組合のみなさま、ありがとうございました。

 

 

きこえにくさを体験してみよう 

6月30日(金)、幼稚部の保護者学習会『花曜の会』が行われました。
今年度2回目の学習会です。

今回は「聞こえにくさを体験しよう」というテーマで、
難聴体験を行いました。
本校では、『きこえについての学習会』を毎年実施しており、そちらでも
難聴体験を実施しているのですが、今回は”聞こえにくい幼児”の日常を想定した
体験を行いました。
 
朝の支度場面でよくある親子のやりとりや、予定変更を伝えるやりとりなど、
本校幼稚部保護者3名が、順番に子ども役と保護者役になり、
ロールプレイング形式で体験を行いました。

参加した保護者の方々からは、
「聞こえないって、改めて大変だと思った。」
「体験をしてみて、子どもがわかるように伝えるということがとても難しかった。」
「我が子に、もっとわかりやすく伝えてあげないといけないと思った。」
などの感想が寄せられました。

また、「子どもの気持ちを受容することが大切だとわかっていても、日常の中ではつい忘れてしまい、こちら(親)の思いを一方的にぶつけてしまいがちなので、気持ちに余裕をもって子どもと接したいと思います。」という、
きこえにくさの体験にとどまらず、親子のコミュニケーションに通じる感想もありました。

これからも幼稚部保護者の方々のニーズに寄り添ったテーマで学習会を開催していきます♪